Research Interests

Introduction

私たちの研究室では、生理学・生化学的な手法を用いた実験研究を行っています。

ヒトを対象とした研究では、乳酸やグルコース、ホルモンなどの物質について、血液や唾液、尿をサンプルに分析を行います。実験動物(ラット)を対象とした研究では、特に骨格筋に存在する細胞膜輸送担体や酵素について分析を行います。

これらの研究から、運動やトレーニングによってエネルギー代謝がどのように向上するのか について、解明を目指しています。

また、社会人大学院では、医療職(コメディカル)を中心に、多種多様なテーマで研究を行っています。

近年の研究課題は以下のような関心事を含んでいます。

  1. トレーニング形態によるエネルギー代謝の適応変化の違いについて
    • 高強度間欠的運動やレジスタンストレーニングによる乳酸代謝の差異
  2. レジスタンストレーニング(筋トレ)におけるエネルギー代謝の適応変化
    • 特に乳酸とピルビン酸の代謝に対する効果について
  3. レジスタンストレーニングはミトコンドリアのピルビン酸の酸化能力を向上させるか
    • 高出力運動=解糖系の刺激が、酸化系の能力向上にも寄与するのか?
  4. 朝食欠食がエネルギー代謝へ与える影響について
    • 骨格筋内グリコーゲンの日内リズムの変化など

運動の貴重な価値について学び、研究しませんか?

運動におけるエネルギー代謝, 特に「乳酸」に注目しています